車検について

澤畑モータースでは、お客様にかわってバイクの車検代行をしています。
外車・輸入車・逆輸入車・国内メーカー問わず、丁寧に整備いたします。

日本の法律では道路を走行する自動車（普通、軽、二輪）は保安基準に適合していなければなりません。
この保安基準に適合しているかどうかを2年ごとに（新車は登録から3年目）検査することを「車検」と言います。

よくあるお話で「車検が通ればいいのでしょう？」とか「車検に合格したので次の車検まで安心だ」と何もしない方がいらっしゃいますが、これは間違いです。検査時点で保安基準に適合していることを確認しただけで、その後2年間の安全を保証したものではないからです。

当店の車検整備につきましては、お時間をいただいて整備をしています。
「一日車検」ができないわけではありませんが、オートバイは使用年数やお客様の使用方法によって状態が変わってきます。今使用できるように見えても実は故障や不具合が隠れていることがあります。

必要書類を確認後、オートバイをお預かりします。

車検証に記載されている事項と実車を確認していきます。
ハンドルなどが変更されていますと車体寸法が変わりますので変更届を提出しなければならなくなります。

また製造年式によりマフラーの排気音量や排出ガスの規制がありますのでこちらも交換されている場合は規制値内か測定確認します。

パッドの厚みを計りキャリパーピストンを清掃後、作動を良くするためにシリコングリースを塗ります。
ブレーキパッドの厚みが使用の限界に近い時は交換します。

ブレーキオイルは問題なく使えるように見えますが、当店では車検ごとのブレーキオイルの交換を推奨しています。

取り外して清掃します。
掃除ができないタイプのものや汚れの酷いものは交換いたします。

取り外し充電します。満充電後車体に取り付けエンジンの始動をします。この時バッテリーの充電放電状態を確認しながら、発電機の発電量と充電制御をしているかも確認します。
メンテナンスタイプは液量の点検、少なければ補充します。充電後に発電量と充電料の点検を行います。

チェーン駆動の場合、パーツクリーナーを使い古いオイルや汚れなどを掃除したあとたるみの調整をし、新しいチェーンオイルを注しておきます。

空気圧と残り溝を測定、スリップサインが出ていたり表面に細かいヒビが出ていたら交換をオススメいたします。

歪みや大きな傷、リムのめくれがないか、ホイールハブベアリングにガタが出ていないかを確認します。

インナーパイプやロッドにサビ・傷・オイル漏れがないか、正常に動くかを確認します。

可動部へグリスアップをして、車体フレームやエンジンはキズや歪み、割れなどがないか点検し、同時に取り付けボルトの増し締めを行います。

量と汚れ具合を点検します。

スパークプラグはカーボンなどを掃除し、電極ギャップの点検清掃と電極摩耗が酷い時や走行距離によっては交換します。

フレームの歪み・曲がり、損傷がないか点検します。

ライトなど、電機周りの点検を行います。

代車につきましては250ccと750ccをご用意していますが事前にご相談ください。

車検を通すだけで安く上げてもその後に故障や修理が発生して高い修理代がかかってしまっては何にもなりません。時には予定の日数、ご予算をオーバーすることがありますが、その場合は事前にお客様へご説明し、ご了解いただいた上で作業を行います。

お客様とコミュニケーションをとりながら一台一台丁寧に整備をして長く安全にオートバイに乗っていただきたいと考えています。

• 部品交換、修理に別途料金がかかります。
• 次回点検日のお知らせステッカーを張ります。