2024/12/29
2025年11月に新車での原付50㏄の販売が終了いたします。
始まりは2022年10月から施行するはずの「新排気ガス規制」、すでに50㏄を除く
二輪車、四輪車のすべての新車に適応されています。
現在は燃料供給装置をキャブレターから電子制御へ変更し、さらに今回排気ガスを浄化するための
浄化装置(触媒、キャタライザー)の取り付けによる規制の強化を行なわなければなりません。
しかし、この浄化装置は排気の熱による温度上昇が無ければ正常に働かないという欠点があります。
短距離での移動が多く、頻繁にエンジン始動、停止を繰り返す使い方と、50㏄という小さな排気量では
触媒が正常に働く温度まで上げることが難しいそうです。。
そこで3年間の猶予が与えられこの間技術による対策や、制限速度を大幅に落として規制の対象にならないようにしたりと
様々な対応策を探ってきましたが、どれも決定的ではなく最終的には現行の「排気量」での区分ではなく、「最高出力」による
区分での対応で調整が進んできました。
新原付規格の概要としましては、51~125cc以下のエンジン車で、最高出力4kw以下の車両を「新原付」とし、
排気量ではなく「最高出力」で区分しようというものです。
ですので、排気量は125㏄であっても最高出力は4kw以下で、最高速度も30㎞/hまで、一人乗り、
片側二車線以上の道路では二段階右折をしなければなりません。
あくまでも100~125㏄の車体を使い厳しい排ガス規制に対応して、「50㏄」の代替えとするもので、
免許区分、法規などは原付一種(50㏄)のままなのでお間違えないようお願いします。
年末年始の営業について
2024年12月30日から2025年1月4日までお休みいたします。
新年は1月5日から営業いたします。